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こまめなスイッチオフ
暑くなる季節はエアコンに扇風機と、とにかく長時間連続して稼働させる家電製品が増えてきます。
この暑さでは空調家電を動かすために発生する光熱費を削るのはヘタすると命に関わってしまうので、
それ以外の範囲でできる節約術はないものかと考えていました。
その結果たどり着いたのが、とてもシンプルかつ節約の基本である
「こまめに電源スイッチを切ったりコンセントを抜く」ということ。
この方法、節約術としては正直大幅に光熱費をガクンと下げることができるものではありませんが、
塵も積もれば山となる方式で、こまめに積み重ねていくことで確実に光熱費が下がるのです。
ついでに無駄な電気を使わないから地球環境にも優しく、
大人はもちろん小さな子供にだって教えてあげたら簡単にできる方法。
使っていない部屋や廊下、トイレ、給湯器などの電源なんかは
ついそのまま点けっぱなしにしていたり消し忘れが多い場所だから、
そこを意識するだけでも光熱費に必ず差が出ます。
買い換えるなら省エネ家電
ついでにリビングや玄関の照明といった頻繁に使う場所の電気をLEDに交換したり、
もし家電を買い替える必要があるのなら少し値段が張ってもランニングコストが安い家電を選ぶなど、
自宅で使う家電製品そのものを省エネ性能が高いものにすること。
特に常にコンセントを挿しっぱなしにして毎日使う冷蔵庫や洗濯機、
エアコンなどは省エネタイプかどうかで大幅に電気代に差がつくので、
買い替えの予定があるのなら是非とも省エネタイプをオススメします。
水道もこまめに止める
なお、こまめなスイッチオフと同時に実行したいのが、光熱費に大きな影響を及ぼす水道代。
夏はシャワーの回数も増えて水道代金も上がりがちだけれど、
こちらもこまめに水を止めるだけで大幅に水道料金を下げることが可能。
例えば洗い物は汚れが食器に定着しないうちに使用後すぐサッと水で流し、水を張ったたらいにイン。
その後洗剤でまとめて洗って、まとめて洗剤を流せば水を出しっぱなしにせず効率的に洗えます。
シャワー時も同じく、髪や体を洗っている最中はシャワーを止め、水を出しっぱなしにしないこと。
水道から出しっぱなしの状態で下に洗面器などを置くと短時間でどれほどの量の水が貯まるかがわかるので、
出しっぱなしがどれほど水を無駄にしているのかが目に見えてわかります。
その「無駄水」を止めるだけで水道使用量が圧倒的に減少するので、
光熱費の節約術を考えているのなら、まずは身近で簡単にできる
「こまめなスイッチオフ&蛇口をしめる」ことから始めてみてはいかがでしょうか。