
CLASSIQUES D'AMERIQUE LATINE par TURIBIO SANTOS
1970年頃にLPのシリーズで出ていたPANORAMA de la GUITARREを
CD化したものの中の一枚。
このシリーズは、中堅から大家と呼べる演奏家を集め、
曲目も一捻りしてあって、かなり凝った内容のCDである。
その中から当時(LPの頃)よく聴いていた物。
トゥリビオ・サントスのラテン音楽モノ。
- 舞踏礼賛(ブローウェル)
- 田園のこだま(ブロークァ)
- 3つの小品(チャベス)
- 前奏曲(サントルソラ)
- 前奏曲のOP5-1(バリオス)
- 大聖堂
- ショーロNO.1(ヴィラ=ロボス)
- ヴァルサ・ショーロ
- ベネズエラ風ワルツNO.3(ラウロ)
以上の比較的新しい曲です。
当時ヴィラ=ロボス・ラウロ以外はまだまだ珍しく
録音も少なく何度も聴いた記憶があります。
今でもブローウェル・バリオス以外はあまり録音されていないようです。
ブロークァ・チャベス・サントルソラもなかなかいい曲だと思うのですが。
他に録音されたものは一枚づつぐらいしか思い当たりません。
特にサントルソラは、雰囲気もあってもっと演奏されていいと思うのですが。
トゥリビオ・サントスのラテンものは安定の演奏で、
バリオスの大聖堂は、前奏曲こそ弾かれていませんが、
私の好きな演奏の一つです。
とのかく曲目のユニークさと、しっとりとした演奏で
今でもたまに聴いている愛聴盤の一つです。