
D>SCARLATTI DOUE SONATAS par LEO BROUWER
- Sonata in G K.14
- Sonata in A K.208
- Sonata in D K.178
- Sonata in E K.206
- Sonata in D K 443
- Sonata in G K.256
- Sonata in G K.146
- Sonata in A K.474
- Sonata in D K.544
- Sonata in D minor K.1
- Sonata in E K.380
- Sonata in E minor K.19
以上のスカルラッティのソナタが12曲
ブローウェルの編曲・演奏で聴ける。
当時(1974年)まだスカルラッティのソナタが
まとまって聴けるレコードが、少なかった頃の録音。
スカルラッティのソナタは早くから
セゴヴィアなどに編曲され、ギターで数編が演奏されていました。
これだけまとまったものは、まだまだ無くバルボザ=リマぐらいしか思い当たりません。
ギタリストで作曲家でもあるブローウェルの選んだ曲は
どれも素晴らしくギターにによく映えるものばかりです。
何故かほとんど長調の曲で、短調の曲は2曲だけになっています。
そのためかBGMにして流していても気持ちよく聴けます。
1983年に現代ギター社から、楽譜が出版されましたが
その中でブローウェル本人が解説をかいています。
形式・演奏・編曲について細かく解説していて
大変参考になるので、ぜひ一度目を通してみるといいと思います。
演奏はしっかりしたタッチで、よく考えられた装飾音も素晴らしく
いまでもトップレベルにあると思います。
とにかくバロックものでは、楽譜とともにイチオシのCDです。