
MORAITTO MORAO Y ORO
- Feria del Caballo(Sevillanas)
- Alameda Vieja(Rondeña)
- Buleriando(Buleria)
- Bronce(Solea)
- Musica en el Aire(Buleria)
- Terremoto(Siguiriya)
- Rompeserones(Tangos)
- Ventorrillo lo de la Union(Taranto)
- Mercado Persa(Vals Buleria)
ヘレスの名門ギタリスト一族のモライート・チーコのデビュー盤。
モライートは、早くに亡くなりソロは、
このデビュー盤と次の一枚だけです。
ソロアルバムとしては、断然このCDがいいです。
全編を通しての、ヘレスのノリが気持ちいいです。
ブレリアス・タンゴのリズム小気味よさ、
ソレアレス・シギリヤスの、独特の間と雰囲気、
ロンディーニャの自由リズムの曲での上手さ、
とても期待していたにのに、非常に残念です。
(パコ・デ・ルシアも関心を持っていたようです。)
でも残されたCDが、とても素晴らしいので、
何度も聞き返しています。
特にこのデビュー盤は、軽めの曲種から、
奥深い曲種まで、幅広く収録されています。
それでモライート・チーコの才能の概要が聴けます。
何故かフラメンコギターのデビュー盤には、
名盤が多いように思えるのですが、このCDも名盤だと思います。