日本株、買い時待つ投資家 G7・米朝会談、無難に終われば…(産経新聞)

7日の日米首脳会談を皮切りに相次ぐ国際政治・経済イベントを前に、日本株が伸び悩んでいる。背景には「買い時」をうかがう投資家の思惑があるようだ。世界的な貿易摩擦や南欧の政局混迷などのリスクの一方、米国経済や日本の企業業績は底堅く推移しており、投資家は懸念緩和の材料を待ち構えている。

 6日の日経平均株価は3日連続で上昇し、前日比86円19銭高の2万2625円73銭で取引を終えた。2週間ぶりの高値水準だが、上昇幅は小幅で、ハイテク株主体のナスダック総合指数が連日で過去最高値を更新した米市場と比べると力強さを欠く。

 投資家には、世界経済の先行きに対する警戒感がある。トランプ米政権が発動した鉄鋼などへの輸入制限が世界規模の貿易摩擦を生み出しているほか、イタリアで発足した新政権はばらまき政策を掲げ、財政規律の維持を求めるEUとの関係が危惧される。

 こうした中、投資家は一連の政治・経済イベントが無難に終了すれば、“ガラスの天井”が取り払われると期待する。

 もともと日本企業の業績は底堅い。野村証券によると、平成29年度の主要銘柄企業334社の最終利益は前年度比32・2%増。投資家不安心理を示す米国のVIX指数は正常値の範囲で推移しており、「貿易摩擦などの外部環境は一過性」との市場評価が見て取れる。

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