
1,アランフェス協奏曲
- 作品について
ギター協奏曲といえば「アランフェス協奏曲」と言われる名曲で、
最も有名なギター協奏曲です。
三楽章で、出来ており
特に第2楽章も甘美なメロディーは
他のジャンル・楽器に取り入れられ演奏されています。
- 録音(個人的好み)
超有名曲で録音も大変多く、名演も多いです。
ペペ・ロメロは2回録音」していますが、
それほど違いは無いようです。
良い意味で、室内楽的にまとまっています。(個人的にはこの演奏が一番好きです)
逆にオーケストラ的で色彩豊かなカルロス・ボネル(デゥトワ)
やはりアランフェスと言えばイエペス(オドン・アロンソ指揮)は、外せません。
ジョン・ウィリアムス(バレンボイム指揮)も完璧な演奏を聞かせてくれます。
レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ(アルヘンタ指揮)の演奏が、SPに録音が残されています。
録音が古く音質的に問題があり、
またSPの制約で、テンポが早められたりしていますが、
一聴の価値のあるものです。
2,ある貴紳のための幻想曲
- 作品について
アランフェスを弾かなかったセゴヴィアのために作られた曲。
ガスパル・サンスの楽曲を元に
ロドリーゴの創意でまとめられた組曲形式の協奏曲。
- 録音(個人的好み)
ジョン・ウィリアムスやペペ・ロメロの理想的な演奏など、この協奏曲も名演が多いです。
先ずはセゴヴィアの演奏を聞いてみてほしいいです。
3,ギター協奏曲第一番(カステルヌオーボ=テデスコ)
- 作品について
ロドリーゴの協奏曲の次に良く取り上げられるギター協奏曲。
なんとなく一昔まえの西部劇の映画音楽の様な
壮大な魅力的なメロディーに満ちた名作です。
- 録音(個人的好み)
ここでも合わせもので完璧な演奏をする
ペペ・ロメロとジョン・ウィリアムスは外せません。
この曲も録音が多く個性的な名演が多くあります。
4,ギターと小管弦楽のための協奏曲(ヴィラ=ロボス)
- 作品について
ヴィラ=ロボスの三楽章形式ながら自由な協奏曲。
あとから付け足された、長くてそれだけで、
一つの曲として成り立ちそうなカデンツァも素晴らしいです。
- 録音(個人的好み)
この様な曲はブリームやディアンスなど自由に歌っている演奏がとても心地良いです。
5,ギター協奏曲第三番(レオ・ブローウェル)
- 作品について
ブローウェルのハイパパーロマンチックの作風の、何曲もある協奏曲のひとつ。
自由な三楽章のギター協奏曲
- 録音(個人的好み)
被献呈者ブリームの演奏
6,ギター協奏曲第一番(レオ・ブローウェル)
- 作品について
ブローウェルの前衛的作風の頃の傑作。
- 録音(個人的好み)
ジョン・ウィリアムスしか聞いたことがないので。
7,南の協奏曲(マヌエル・ポンセ)
- 作品について
- 録音(個人的好み)
ポンセの作品はやはりセゴビアはうまいです。
8,ギター協奏曲(アーノルド)
- 作品について
- 録音(個人的好み)
マイケル・コン
ジュリアン・ブリーム
9,ギター協奏曲第一番(ジュリアーニ)
- 作品について
古典期の珍しいギター協奏曲。
古典派の整った三楽章の協奏曲。
ただまだまだ第1楽章に簡略版がつかわれた録音が多いです。
- 録音(個人的好み)
完全版で演奏した山下和仁の立派な演奏。
10,ギター協奏曲ニ長調(ヴィヴァルディ)
- 作品について
ヴィヴァルディのリュートのための協奏曲。
今ではほとんどギター協奏曲になっています。
バロック期の三楽章形式の協奏曲です。
- 録音(個人的好み)
しっかりしたブラベツの演奏そして特徴的な装飾のセルシェルの演奏。
11,ギター小協奏曲イ短調(バカリッセ)
- 作品について
時代にしてはとてもロマンチックな曲想の協奏曲
- 録音(個人的好み)
イエペス
12,ギター協奏曲「三つのグラフィック」(オアナ)
- 作品について
- 録音(個人的好み)
イエペス
13,夢の縁へ(武満徹)
- 作品について
- 録音(個人的好み)
ブリーム
14,カスティーリャ協奏曲(モレーノ=トローバ)
- 作品について
- 録音(個人的好み)
トレスター
15,アゲダの協奏曲
- 作品について
もっと演奏されてほしい協奏曲
- 録音(個人的好み)
ビテッティ
16,ギターとバンドネオンの為のコンチェルト(ピアソラ)
- 作品について
- 録音(個人的好み)
カチョ・ティラオ(ピアソラ指揮)